小学校の低学年のうちは水着に着替える時に、自分ひとりで水着の腰紐を結ぶことができない、結ぶのに時間がかかってしまうことが多いようです。

また、縛った紐がプールに入っている間に水着の中で絡まり、水を吸って滑りが悪くなった結果、腰紐が解けなくなってしまい、着替えの際に切らざるを得ない状態になってしまったというケースも起きているようです。

学校では、先生が着替えや紐を結ぶのを手伝うのに授業の時間を費やしてしまい、実際にプールに入る時間が減ってしまうことが懸念されています。

そういった事態を避けるため、学校から保護者の方に水着の腰紐をゴム紐に付け替えるよう、お願いをしているケースもあるようです。

平成27年12月21日に制定された、日本工業規格が定めた「子ども用衣料の安全性－子ども用衣料に附属するひもの要求事項－」（JIS L4129）により、安全上の観点から子供用の衣料から出る紐の素抜けを防止するために、縫い止めをすることが制定されました。

その結果、水着に関しても腰紐が抜けることを防止するため、現在では子供向けの水着の紐も水着に縫い合わされています。今までのようにゴム紐への付替えのために、手で引っ張って紐を簡単に抜くことができなくなっているのです。

フットマークオンラインショップでは、小学校低学年でよく使用されるタイプのスクール水着の一部に、はじめから腰紐がついていない種類を販売しています。

腰紐の代わりに、あらかじめ幅広の腰ゴムを付けているため、結ばなくても履くだけで使用できるモデルです。

まだひとりで着替えるのが難しい小学生でも簡単に履くことができ、着替えやトイレの時間も大幅に短縮できるのでおすすめです。