水着のお手入れ方法
簡単だけどあまり知らない。水着のお手入れと使用上の注意
脆化(ぜいか)って何?水着を大事に使って長持ちさせる!
去年買った水着、1年ぶりに引っ張り出したらなんかよれよれになってた!なにこれ不良品? いいえ!それは【脆化(ぜいか)】です! 水着には耐塩素性のあるポリウレタン糸を使用していますが、ご使用によりいずれ劣化することは避けられません。 |
脆化(ぜいか)って何? 脆化とは、水着に伸縮性を出すための素材、ポリウレタンが経年や使用状況により劣化して本来の伸縮性がなくなることです。 脆化が進むと、ポリウレタンが切れたりします。 ポリウレタンは、塩素・高温・水分に弱く、それらに長時間さらされると一気に劣化が加速します。 |
脆化(ぜいか)すると、水着はどうなるの? ポリウレタンの糸が劣化して、生地が伸び縮みしなくなったり、生地が薄くなったり、状態によってはベタツキが出てきたり、穴があいたりします。 |
ポリウレタンの伸縮性がなくなって、生地が戻らず伸びきった状態 |
ポリウレタンの繊維が切れて生地から抜け落ちている状態 粉状のものが切れたポリウレタン繊維 |
【脆化の度合い】 軽度:水着の伸縮性がなくなってきて、フィット感がなくなってくる。 中度:着用中でも生地にたるみが出たり、生地が薄くなってくる。 重度:生地を伸ばすと透けるくらい薄くなって穴が開いたり、ポリウレタンの繊維がちぎれて生地表面に白っぽい粉を吹いた様になったり、生地がべとついてきたりする。 |
では、脆化(ぜいか)させないためには、どうすればいいの? 先ほどもあったように、時間の経過でも脆化(ぜいか)します。 そのため、完全に脆化(ぜいか)を止める事は不可能ですが、脆化(ぜいか)を極力遅らせる事はできます! そんな、水着を長持ちさせる方法を紹介します! |
水着のお手入れ方法『大切な水着だから長く使いたい・・・』そんなあなたの水着をより長くお使いいただくために、 取り扱い事項や品質表示を確かめ、正しく取り扱いしましょう! |
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1:着用時 プールから上がったらこまめにシャワーを! プールの消毒液には漂白効果があり、水着の色落ちの原因になります。 プールからあがったら、こまめにシャワーを浴びましょう。 |
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日焼けオイル、日焼け止め類にご注意!
日焼けオイル類が水着に付くと、生地をいためる場合がありますので注意しましょう。 |
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滑り台にご注意!
水着に大きな摩擦がかかる滑り台は、 水着のいたみを早めるものとなりますので注意しましょう。 |
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2:着用後 水着を脱いだら、すぐ洗いましょう! 水着に消毒液がついたままだと、変色の原因になります。 水着を脱いだあとは、真水でよくすすぎましょう。 |
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水気をとるときはしぼらずに!
しぼると生地をいため、型くずれの原因にもなります。 タオルなどで水気を吸い取るようにふき取りましょう。 |
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持ち帰りにご注意!
ビニール袋などは蒸れやすく、 変色の原因にもなりますので長時間放置しないようにしましょう。 また、車のトランクの中に置いたままにすることは、避けましょう。 |
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3:お手入れ・収納方法 真水で手洗いしましょう! 真水でよく押し洗いをし、汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を溶かしたぬるま湯で手早く押し洗いした後、よくすすぎましょう。 洗濯機や脱水機、漂白剤の使用は避けましょう |
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ドライヤー・乾燥機は厳禁! 高温の熱風は生地をいためたり、金属類やカップを変形させます。 ドライヤー・乾燥機は使用しないでください。 |
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しぼらず陰干しで!
しぼると生地をいため、型くずれの原因にもなります。 タオルなどで水気を吸い取ってから、 ハンガーなどで形を整え必ず陰干ししましょう。 |
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長く使用しないときの収納に気をつけて!
長く使用しないときなどは、カップ部分に柔らかい紙をつめ、 型崩れ崩れしないよう収納しましょう。 防虫剤など薬剤に水着が触れないよう気をつけてください。 |
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