会長インタビュー

いよいよ水着へ 第2章

―フットマークの水着第一号はスクール水着だったんですね。成人用水着を作り始めたのはいつからですか?


スクール水着を作るようになってから、10年くらい経ったころですね。

当時の水着は競泳用が10%、残り90%はレジャー水着、海やプールに遊びにいくための水着だったんです。



現在も開催されているが、当時は数倍の規模の盛り上がりを見せていた。


この時代背景が、フットマークがファッション水着を作り出す土台に。

―海水浴で着る水着ということですか?

そうそう、海水浴。

その象徴だったのが、各原糸メーカーさんが毎年連休の前くらいの4月か5月に行っていた、キャンペーンガールを立てての盛大な水着のファッションショーです。

水着だけのファッションショーを行うくらい、水着が盛り上がっていた時代だったんです。
キャンペーンガールのポスターが盗まれちゃってりもしてね(笑)

でも、業界がそれだけ力を入れてるということは、それだけお金もかけて たし、生産数も多かったし、結果販売量も多かった。
うちはまだそういう力は無かったから、スクール水着を少しずつ少しずつ 売ってました。


>>時代を読むのは難しい・・・ 【時代先取り(しすぎ?)ハイレグ水着】



フットマーク株式会社 取締役会長 磯部成文

水着で元気工房うきうき屋を運営する、フットマーク株式会社(旧磯部商店)の三代目取締役会長。
常にお客様の立場に立ち、「1分の1」の視点を大切に、障害を持つ方も『安心して水中にいられる』うきうき水着や、中高年の体型に合わせたパターンで、肌を覆う面積を大きくし、かつ脱ぎ着をしやすいファスナー開口部をつけた『アクアスーツ』など、少数でも必要としている人のための商品開発に努める。

水着の他にも介護用品などの生産も取り扱っており、1983年には「まもる」「たすける」の考え方から、現在では幅広く使用されている「介護」という言葉を作り出し、商標登録している。


フットマークの社長が語る ~水着への、健康への、熱い想い~
  1. はじまりは水泳帽?
  2. いよいよ水着へ1
  3. いよいよ水着へ2
  4. 時代先取り(しすぎ?)のハイレグ水着
  5. レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」1
  6. レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」2
  1. フットマークのやり方1
  2. フットマークのやり方2
  3. 水着を作っていてうれしかったこと1
  4. 水着を作っていてうれしかったこと2
  5. フットマークの目指すもの1
  6. フットマークの目指すもの2

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