会長インタビュー

レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」第一章

―レジャー用の水着が主流だった時代の後、どこで今のフィットネス水着の流れに変わってきたんですか?

実際に転機があったのが、1998年に作ったアクアスーツです。

でも、中高年の方が「健康のために何かしたい」と思ったときに、お医者 さんたちが水泳がいいよということで、プールに健康維持のために行く人も 出てきたんです。

だからうちは、プールは泳ぐ場所という概念を打ち消すために、プールは 運動する場だ!と提案し始めたんですよ。



体に負担の少ない高い水泳は、泳ぐだけでなく歩くだけでも高い運動効果があるとして、健康維持に推奨され始めた。


泳ぎではなく、水中を歩く人向けに開発された水泳帽子。ゆったりとしていてかぶり心地が柔らかい。

―それはアクアビクスやアクアウォーキング(水中ウォーキング)のことですか?

そうです。
そうです。そういう変わり目になるときには新しい商品を打ち出すチャンスなん ですよ。

だから競泳でもない、レジャーでもない、水の中で運動する用の運動水着って いうのを出しました。

それが「アクアスーツ」です。



>>新しい提案は受け入れられたのか?【レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」第二章 】



フットマーク株式会社 取締役会長 磯部成文

水着で元気工房うきうき屋を運営する、フットマーク株式会社(旧磯部商店)の三代目取締役会長。
常にお客様の立場に立ち、「1分の1」の視点を大切に、障害を持つ方も『安心して水中にいられる』うきうき水着や、中高年の体型に合わせたパターンで、肌を覆う面積を大きくし、かつ脱ぎ着をしやすいファスナー開口部をつけた『アクアスーツ』など、少数でも必要としている人のための商品開発に努める。

水着の他にも介護用品などの生産も取り扱っており、1983年には「まもる」「たすける」の考え方から、現在では幅広く使用されている「介護」という言葉を作り出し、商標登録している。


フットマークの社長が語る ~水着への、健康への、熱い想い~
  1. はじまりは水泳帽?
  2. いよいよ水着へ1
  3. いよいよ水着へ2
  4. 時代先取り(しすぎ?)のハイレグ水着
  5. レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」1
  6. レジャーからフィットネスへ「アクアスーツ」2
  1. フットマークのやり方1
  2. フットマークのやり方2
  3. 水着を作っていてうれしかったこと1
  4. 水着を作っていてうれしかったこと2
  5. フットマークの目指すもの1
  6. フットマークの目指すもの2

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